明後日1月20日は二十四節気の一つ、「大寒」です。
暦上では一年間で最も寒いと時期とされています。
体感では1月末から2月初めが最も寒いと感じていますが、大寒と言ったら大寒なのです。
寒さは我々看板業にとっても大敵であります。
実は一昨年の11月のブログでも寒さについて愚痴っておりますが、この寒さに対抗する手段を手に入れました。
ヒートガンです。
一昨年のブログ後、すぐに導入したのですが、昨年、今年と大活躍してくれました。
ヒートガンとは、熱風を発生させるガン状の装置であり、ドライヤーの上位版と言った所でしょうか。
もちろんその火力はドライヤーを遥かに凌ぐものであり、扱い間違えると大やけどする、アツい奴です。
そんなヒートガンですが、どんなメリットがあるのでしょうか?
①両面テープ、メディア等を暖め、接着力を高める。
冬場は貼る対象も冷えきっているので、対象物も暖めることで、より強固な接着力を発揮します。
②氷をガンガン溶かす。
ビス穴が凍ってしまっていてもこれさえあればアッと言う間に氷解!足場が凍っていても溶かして安全確保出来ます。
③シール剥がしに必須。
気温が低い場合のシールやシートは固くなっており、無理矢理引っ張ったらすぐ千切れますが、暖めながら剥がすと、シートが柔らかく、伸性が生まれ、糊を残さず奇麗に剥がせます。
④暖をとる。
作業は指先が大事です。外の作業は指先から冷えてきますので、暖める事で確実な仕事ができます。
いや、真面目ですよ。
アタッチメントを装着する事で、他にも塩ビ素材の造作、半田ごて代わりもなります。
↑アタッチメントフルセット付き
いいことばかりのようですが、やはり非常に高温ですので、やけどはもちろん、対象物の変質には気を付けなければなりません。一定の部分だけを加熱しないように常にヒートガンを動かしております。お客さんの髪にドライヤーをかける美容師さんと同じですね。
今回はそんな昨年のMVP、冬の必需品、ヒートガンをご紹介しました。
[ 2018-01-18 ]