看板屋工房制作ブログ担当の三川です。
この度看板屋工房ではアクリル板+立体文字を使用した、ショップ用の店名看板を製作させて頂きました。
このような看板は、実はアナログな手作業の部分が多いって知ってますか?
今回は、その意外にアナログな作業をご紹介したいと思います。
まずは立体文字とアクリル板を製作致します。これはさすがに機械での製作になります。
アクリル板は単純に指定サイズに断ち落とすだけですが、文字は専用の機械で
一文字一文字丁寧に切り抜いて行きます。
それと並行して、立体文字を正確な位置に設置するための下紙を印刷し、各文字の内側に目印となる穴を3~4カ所くり抜きます。
穴をあけ終わった下紙を、ベースとなるアクリル板に重ね、先程穴をあけた箇所を鉛筆などで印を付けます。
これが文字位置の目印になります。
先程の目印に合わせて、文字がキチンと合うか確認し、完全手作業で一文字、一パーツづつ貼付けて行きます。
この時、一番気合が入りますね!ここでの出来が看板の運命を左右すると言っても過言ではありません!
アクリル板から外した下紙を見ながら、文字のバランスなどズレていないか確認しつつ作業を進めて行き、全部貼り終えたら表面の保護シートを剥がします。
最後に文字の周囲をよく確認して鉛筆のあとなどがハミ出してないか確認し出ていたら消すなどして仕上げをします。これで完成です!
今回製作致しました看板は、屋内での使用である為、接着は強力な薄手両面テープを使用しておりますが、屋外での使用の場合は、
耐水性の高い接着剤を併用したり、凹凸の多い壁面に設置する場合は、厚みのある両面テープを使用したりと状況によって柔軟に対応致します。
看板の製作は、このように手作業の工程が非常に多く、作られた看板はまさに唯一無二の存在となるのです。
看板は会社やお店の顔ですので、一つ一つの工程を丁寧に、一つ一つの看板を心を込めて製作しております。
さて次回は、これを応用した製作と、その施工の様子をお伝え致しますので、乞うご期待!
看板屋工房では屋外屋内問わず看板からポスターまで制作しております。看板に困ったらまずはご相談を!サインディスプレイのプロが丁寧に対応致しますのでご安心ください。
[ 2017-03-28 ]