皆さん、こんにちは。看板屋工房のOです。
今回はあまり馴染みのない”FFシート”について
ご案内致します。
壁面などに付けられている内照式看板や
ビル側面の突き出し看板などのまだ多くは
表示面に”アクリル板”を使っているケースが
まだまだ多いのですが、近年看板落下事故の
影響もあり、使われる機会も多くなったのが
“FFシート”です。
正式名は”フレキシブルフェイス”と言い、
アクリル板と違い、軽く、柔らかく安全
性が違います。看板に使われるアクリル板は
薄くても3mm~5mm程なので落下や割れた破片が
歩行者に当たれば怪我に繋がりますが、
FFシートは厚手の生地のようなものなので、
怪我には繋がりにくいです。
あと”アクリル板”は板の規格がありますので、
大きな看板はなかなか1枚物では製作できず、
つなぎ目が出てしまう事が多いのですが、
FFシートですと1枚物で仕上げる事が出来ます。
(※サイズによってはFFシートも繋ぎ加工が必要となります)
なので光らせた時に綺麗に魅せれる事が出来ます。
デメリットは全体的なコストが高くなってしまう点でしょうか。。
仕様にもよるのですが、中の蛍光管が切れてしまった時に
シートの張替えなどが必要となる場合があります。
閉開仕様のFFシートが貼れる看板もあります。
(下の方から蓋を開けるように看板が開きます)
先月施工させて頂いたこちらの飲食店の壁面サインは
そのようになっており、蛍光灯交換も比較的容易です。
光る看板をご検討の方は是非”FFシート”仕様の看板も
ご検討して見て下さい。
[ 2018-06-21 ]